40代 発達障害でIT企業に就職成功した筆者が、「忘れっぽい」「理解しづらい(しにくい)」悩みを改善するためにワーキングメモリを鍛えたお話をする体験談ブログです。
ワーキングメモリは先天性のものであり、鍛えられないと考えている人が大多数ではないでしょうか。
そんな方たちへ短期間でも鍛えられる方法でお教えします。実際の論文からの根拠をもとに科学的に認められた方法です。
このブログに辿り着いた方は、きっと仕事で悩みを抱えているのではないでしょうか。
特に以下の様な悩みがある方は是非お読み下さい。
・電話での伝言を上司に伝える前に忘れてしまう
・上司からの口頭での指示が理解できない
・具体的に指示されないと何をすればよいか分からない。
・すぐ物事を忘れてしまう。
・理解できない
・理解しにくい
・理解しづらい
このような問題を抱えているかたは、ワーキングメモリが少ない傾向にあるようです。
ワーキングメモリとは?伝言等を一時的に頭の中に保管する能力
ではワーキングメモリとはなんでしょうか。短期記憶、すなわち『ワーキングメモリ指標(WMI)』についてご説明いたします。
情報を一時的に頭の中に保管しながら別の作業をする能力に関する指標で、読み書きや、計算などの能力にも関わっていると言われています。
例えば、算数の繰り上げの計算をしているときに、繰り上がりの数字を頭の中で保管しつつ計算を進めていくときにその作業が必要となります。
ワーキング能力が欠如していると、「忘れっぽい」「理解しにくい(理解しづらい)等の悩みが起きるということが分かっています。
「脳は年齢とともに衰えていくもの、んじゃ自分なんて発達障害を抱えている。もうどうしようもない」と嘆く方もいらっしゃると思います!
しかし、それは違います!
ワーキングメモリの高め方。逆唱
さてワーキングを高める方法とその具体例について、記載していきます。
いままで、聞いたことがない方法だと思います。効果が高いので期待してください!
ワーキングメモリの鍛え方
・文章を読み上げる
・止める
・逆から頭の中に読み上げる
(ただ本人が行うのはあまり効果が少ないので、家族に文章を読み上げてもらってもいいです。それ以外には、オーディオブック、youtube等を利用しましょう)
ワーキングメモリの鍛え方・具体例
さて具体例を記述していきたいと思います。
親から、「プレゼンテーションをする」という文章のお題を出されたとしましょう。頭の中で逆唱します。「るすおんよしーてんぜれぷ」と。慣れてくるまでは3文字程度から始めても構いません。
指とかメモを使わないでください。
数値でもいいです 9278567を読み上げてもらい。逆唱します。7658729です。
ワーキングメモリの鍛え方のまとめ
このようにすることで、ワーキングメモリは何歳になっても鍛えられます。
【効果】1日10分でもやれば3~4カ月後に知能検査で、ウェイス(WAIS)だとかウィクス(WICS)で、5~10場合によっては上がります。
実際に本気で真面目に取り組めば、1日40を週5やることによって、一か月で10~15跳ね上がるという例も論文ではちらほらでています。
ワーキングメモリのエビデンス ごく一部 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19140643 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20630350 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19847067 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21438192
以下参考youtube